恋愛偏差値0.01。ー恋愛初心者溺愛されますー【完】

二人組が迅さんをじーっと見ている。
そして、何か言いたそうに口を開く。
「あの……」
二人の視線の先に居た迅さんは、自分を指差した。
「……俺?」
「……はい」
「……何?」
「ライン。……なんで、ブロックしたんですか?」
そう言葉にした女の子は今にも泣きそうだ。
「あー……」
迅さんは、困ったようにそう言葉を発した。
「ライン交換した時、この子喜んでたんです」
ユリさんは思い出したかのように、そう口にする。
「……この子。必死なだけなんです」
「……悪い」
迅さんの口からすんなり出た言葉。
謝っている迅さんの後に回り込んだ凪くん。
迅さんの肩に手を置いた。
「いっけないんだ〜♡」
「はっ?」
迅さんは溜め息を漏らす。