恋愛偏差値0.01。ー恋愛初心者溺愛されますー【完】

「じゃあ、ユリさんに電話しますね」
それだけ言うと、電話を掛ける。
ユリさんはすぐに出た。
「今、何処に居ますか?」
「中庭のベンチ待ち合わせでいい?」
「あ、はい……」
電話を切ると、待ち合わせ場所を二人に伝えた。
覚悟がつかないまま、歩き出す。
「行こぉ〜!」
「……はい」
それだけ言うと、中庭に向かい歩く。
正直怖い。
ベンチにユリさんの姿を見付け、足を進めた。
「なんで、あの三人組が待ってるわけ?」
迅さんは、呆れたようにそう言った。
「あの後は、なにもされてなかったんですが……」
凪くんは顔をしかめる。
「……僕は、色々されたけどね」