恋愛偏差値0.01。ー恋愛初心者溺愛されますー【完】

スカートに入れたスマホが震え、ポケットから取り出す。
ただの迷惑メール。
でも、さっきユリさんに貰ったメッセージに返事を返してない。
ラインを開き、メッセージを考える。
『さっきは、ありがとうございます!』
すぐにスマホが震える。
ユリさんからだ。
気付けば、口元が緩んでいた。
他愛ない会話を続けていると、視線を感じた。
凪くんが何か言いたげに、こっちを見ている。
「美月〜ぃ♡パンどうぞぉ!」
そう言いながら、大量のパンを渡して来た凪くん。
喋り方は甘いのに、表情に違和感を感じてしまう。
「あ、ありがとうございます!」
「えっとぉ〜!さっきから誰とメッセージしてるのかなっ?」
「凪」
迅さんはため息をつく。
「嫉妬、隠せてねぇぞ」
凪くんは、ビクリと反応する。
その後、一瞬だけ悲しそうな表情を見せた。
「……だって、美月凄く楽しそうなんだもん」