恋愛偏差値0.01。ー恋愛初心者溺愛されますー【完】

「美月〜ぃ!はいっ♡」
凪くんが笑顔で、手渡してきた服を確認する。
白いうさ耳パーカーに、チェーン付きの極太ブラックパンツ。
首輪みたいなデザインのチョーカー。
「……これ、本当に必要有りますか?」
「僕とお揃い〜♡」
「……これ、首輪ですよね?」
「着けた美月を見るの楽しみぃ~♡」
「……私、犬じゃないですよ」
「僕、着替えるねえ〜♡」
迅さんに、憐れみの視線を向けられている気がする。
「美月ちゃん。とりあえず着替えよう」
「……はい」
来客用の部屋に入ると、鍵を閉めた。
凪くんに渡された服を広げると、突っ込み所だらけだ。
「制服に焼肉の匂いが染み付いたら、まずい」
そう言い聞かせながら、制服を脱いだ。