凪くんは小動物みたいに小首を傾げた。
「……その、こんぺいとう」
凪くんの瞳が、一瞬揺れる。
柔らかな笑みを浮かべて、唇を動かした。
「これ、初恋の子に貰ったんだぁ〜」
凪くんは無邪気に笑う。
「……初恋ですか?」
「うんっ♡」
凪くんの初恋の子はどんな女の子なのだろう。
右手を制服のポケットに入れて、小びんを取り出す。
「……私も、同じようなの持ち歩いてます」
手を凪くんに伸ばすと、小びんを見せる。
「……ほら」
「まだ、持ってたんだねっ♡」
凪くんが、懐かしそうに目を細める。
まだ——
私は昔、凪くんに会った事があるのだろうか。
瞼をゆっくりと閉じて、小さな頃の記憶を辿り始めた。
「……その、こんぺいとう」
凪くんの瞳が、一瞬揺れる。
柔らかな笑みを浮かべて、唇を動かした。
「これ、初恋の子に貰ったんだぁ〜」
凪くんは無邪気に笑う。
「……初恋ですか?」
「うんっ♡」
凪くんの初恋の子はどんな女の子なのだろう。
右手を制服のポケットに入れて、小びんを取り出す。
「……私も、同じようなの持ち歩いてます」
手を凪くんに伸ばすと、小びんを見せる。
「……ほら」
「まだ、持ってたんだねっ♡」
凪くんが、懐かしそうに目を細める。
まだ——
私は昔、凪くんに会った事があるのだろうか。
瞼をゆっくりと閉じて、小さな頃の記憶を辿り始めた。



