このまま、時間が止まれば良いのに。
熱。
匂い。
感触。
全てが愛しい——
腰に回した手に力が入っていく。
二度と、離れたくない気持ちを伝えるように。
凪くんの腕に、力が入る。
ぱっと電気が付いて、周りを明るく照らす。
ゆっくりと動き出したエレベーター。
一番近い階に移動する。
……もう、離さないよ。
その言葉通りに、凪くんは離れなかった。
扉が開くと、迅さんが見えた。
心配そうな表情を浮かべた迅さんは、私たちを見ると小さく息を吐いた。
「……無事でよかった」
私は凪くんに抱きしめられたまま動けない。
迅さんは苦笑して頭をかく。
「……おい、離れてくれ」
凪くんが顔を上げる。
「人、来る」
迅くんの一言で、凪くんははっとしたように私から少しだけ身体を離した。
熱。
匂い。
感触。
全てが愛しい——
腰に回した手に力が入っていく。
二度と、離れたくない気持ちを伝えるように。
凪くんの腕に、力が入る。
ぱっと電気が付いて、周りを明るく照らす。
ゆっくりと動き出したエレベーター。
一番近い階に移動する。
……もう、離さないよ。
その言葉通りに、凪くんは離れなかった。
扉が開くと、迅さんが見えた。
心配そうな表情を浮かべた迅さんは、私たちを見ると小さく息を吐いた。
「……無事でよかった」
私は凪くんに抱きしめられたまま動けない。
迅さんは苦笑して頭をかく。
「……おい、離れてくれ」
凪くんが顔を上げる。
「人、来る」
迅くんの一言で、凪くんははっとしたように私から少しだけ身体を離した。



