恋愛偏差値0.01。ー恋愛初心者溺愛されますー【完】

凪くんは、目を丸くして私を見ていた。
迅さんの手が伸びてきて、私の頭に手を添えた。
「美月ちゃん。頑張ったね」
「……はい」
迅さんは、凪くんの横に戻る。
膝で凪くんの横っ腹をグリグリした。
「まじ、お前いつまでそうするつもり?」
迅さんは溜め息をひとつ。
「美月ちゃんの事、ずっと好きだったんだろ?」
「……うるさい」
あれ?
ずっと——?
私と凪くんが出会ったのは、まだ最近のはずなのに。
胸の奥に、小さな引っ掛かりだけが残った。