鳥のさえずりが聞こえて、ゆっくり目を開ける。
「……あっ」
手には凪くんから貰った手紙を握っており、少しだけ皺になっていた。
必死に紙を伸ばすが、元には戻らない。
眉を下げ、机の引き出しの中にそっと入れた。
机の上に飾った、凪くんと私の写真から笑顔が消えた気がした。
クローゼットから制服を取り出すと、袖を通す。
玄関に向かい、茶色のローファーを履く。
扉を開けると、空は薄暗く小雨が降っていた。傘を取り出すと、広げて歩き出す。
「……雨、やだな」
やがて、学校の校門が見えてきて、足を止める。
見慣れた銀色の髪が、視界に入る。
凪くんが、傘をさして立っていた。
「……おはよ」
「……おはよう」
挨拶を交わしているのに、距離を感じるのは何故だろう。
話したいのに、言葉が見つからない。
下駄箱から上靴を取り出すと、履き替えた。
「……あっ」
手には凪くんから貰った手紙を握っており、少しだけ皺になっていた。
必死に紙を伸ばすが、元には戻らない。
眉を下げ、机の引き出しの中にそっと入れた。
机の上に飾った、凪くんと私の写真から笑顔が消えた気がした。
クローゼットから制服を取り出すと、袖を通す。
玄関に向かい、茶色のローファーを履く。
扉を開けると、空は薄暗く小雨が降っていた。傘を取り出すと、広げて歩き出す。
「……雨、やだな」
やがて、学校の校門が見えてきて、足を止める。
見慣れた銀色の髪が、視界に入る。
凪くんが、傘をさして立っていた。
「……おはよ」
「……おはよう」
挨拶を交わしているのに、距離を感じるのは何故だろう。
話したいのに、言葉が見つからない。
下駄箱から上靴を取り出すと、履き替えた。



