凪くんが変わってしまうのが怖くて、頬を熱い涙が伝う。
「なんかあった?」
「……なんもないです。ただ」
「うん?」
唇を噛む。 この言葉を口にしたら、きっともう前には戻れない。
「……私だけ特別扱いしないでください」
「……クラスの皆にも笑って接して下さい」
無理だよ——と、断って欲しい。
「……美月がそう言うなら、頑張ってみる」
返事はすぐに出来なかった。
胸の奥が、ぎゅっと締め付けられる。
「……うん。ありがとう」
視線を下に落とし、一歩、一歩ゆっくり歩く。互いに言葉が出ない。
凪くんとの関係が変わってしまった気がする。
顔を上げると、玄関が目の前にある。
「……家着きました」
「……良かった」
「……じゃあまた」
「……うん」
「なんかあった?」
「……なんもないです。ただ」
「うん?」
唇を噛む。 この言葉を口にしたら、きっともう前には戻れない。
「……私だけ特別扱いしないでください」
「……クラスの皆にも笑って接して下さい」
無理だよ——と、断って欲しい。
「……美月がそう言うなら、頑張ってみる」
返事はすぐに出来なかった。
胸の奥が、ぎゅっと締め付けられる。
「……うん。ありがとう」
視線を下に落とし、一歩、一歩ゆっくり歩く。互いに言葉が出ない。
凪くんとの関係が変わってしまった気がする。
顔を上げると、玄関が目の前にある。
「……家着きました」
「……良かった」
「……じゃあまた」
「……うん」



