HRが終わった。凪くんが、勢いよく立ち上がる。
「どっか行こ!」
私の顔を覗き込み、頬を緩めた。
「図書館でも大丈夫ですか?」
「いいよぉ!」
教科書と文房具をバッグにしまい、立ち上がる。
「行こ〜ぉ!」
凪くんが私のバッグをひょいと持ち上げ、鼻歌を歌いながら歩き出した。
私はその半歩後ろをついて歩く。
ズラリと並んだ靴箱の横で、迅さんがつまらなそうにスマホを弄っていた。
私は上履きからローファーに履き替え、校舎を出る。風が吹き、凪くんの髪がふわりと揺れた。
迅さんが顔をあげる。
「今日はどこ行くの?」
「図書館っ!」
凪くんの返事を聞いて、迅さんは目を丸くした。
「凪!」
「なぁに?」
「……お前に図書館は難易度高いと思う」
凪くんは視線を左右に泳がせ、首をかしげた。
「なんでぇ〜?」
迅さんは深く息を吐き、少しだけ目を伏せる。
「……分からないなら、いい」
十分程歩くと茶色いレンガ造りの建物が見えてきた。
階段を登り透明なガラスのドア前に立つと、自動で開き中に入る。
地図を確認し、目的の場所へ向かう。
「どっか行こ!」
私の顔を覗き込み、頬を緩めた。
「図書館でも大丈夫ですか?」
「いいよぉ!」
教科書と文房具をバッグにしまい、立ち上がる。
「行こ〜ぉ!」
凪くんが私のバッグをひょいと持ち上げ、鼻歌を歌いながら歩き出した。
私はその半歩後ろをついて歩く。
ズラリと並んだ靴箱の横で、迅さんがつまらなそうにスマホを弄っていた。
私は上履きからローファーに履き替え、校舎を出る。風が吹き、凪くんの髪がふわりと揺れた。
迅さんが顔をあげる。
「今日はどこ行くの?」
「図書館っ!」
凪くんの返事を聞いて、迅さんは目を丸くした。
「凪!」
「なぁに?」
「……お前に図書館は難易度高いと思う」
凪くんは視線を左右に泳がせ、首をかしげた。
「なんでぇ〜?」
迅さんは深く息を吐き、少しだけ目を伏せる。
「……分からないなら、いい」
十分程歩くと茶色いレンガ造りの建物が見えてきた。
階段を登り透明なガラスのドア前に立つと、自動で開き中に入る。
地図を確認し、目的の場所へ向かう。



