本当は、あまり授業をサボりたくない。
でも、凪くんが疲れているのも分かる。
「二時間目だけですよ?」
「ありがとう〜♡」
授業開始のチャイムが鳴る。
私はそっと凪くんの頭に手を伸ばし、優しく撫でた。凪くんは、子どものように無邪気な笑顔を見せる。
「幸せ〜♡」
「美月ぃ〜! 今週の週末はどこに行く?」
「次は図書館でいいですか?」
「もちろん〜♡」
凪くんとの何気ない思い出が、少しずつ増えていく。
そんな毎日を、幸せだと思えた。
何気ない会話をしていると、不意に凪くんが私の口を手でそっと塞いだ。
目の前で指を一本立て、「シー」と唇だけを動かす。
……その数秒後だった。
足音が、こちらへ近付いて来る。
「ここにいたんですね!」
目の前に現れたユリさんは、凪くんを見つけられたのがよほど嬉しかったのだろう。
目がきらきらと輝いている。
「付いて来ないでくれる?」
今日一日いろいろありすぎて疲れたのだろうか。凪くんは、明らかに不機嫌だった。
ユリさんは一瞬、眉をハの字にしたが、すぐにいつもの表情へ戻る。
「今日は、とりあえず告白できたし!」
そう言いながら一歩前に出ると、私を真っ直ぐ見つめた。
でも、凪くんが疲れているのも分かる。
「二時間目だけですよ?」
「ありがとう〜♡」
授業開始のチャイムが鳴る。
私はそっと凪くんの頭に手を伸ばし、優しく撫でた。凪くんは、子どものように無邪気な笑顔を見せる。
「幸せ〜♡」
「美月ぃ〜! 今週の週末はどこに行く?」
「次は図書館でいいですか?」
「もちろん〜♡」
凪くんとの何気ない思い出が、少しずつ増えていく。
そんな毎日を、幸せだと思えた。
何気ない会話をしていると、不意に凪くんが私の口を手でそっと塞いだ。
目の前で指を一本立て、「シー」と唇だけを動かす。
……その数秒後だった。
足音が、こちらへ近付いて来る。
「ここにいたんですね!」
目の前に現れたユリさんは、凪くんを見つけられたのがよほど嬉しかったのだろう。
目がきらきらと輝いている。
「付いて来ないでくれる?」
今日一日いろいろありすぎて疲れたのだろうか。凪くんは、明らかに不機嫌だった。
ユリさんは一瞬、眉をハの字にしたが、すぐにいつもの表情へ戻る。
「今日は、とりあえず告白できたし!」
そう言いながら一歩前に出ると、私を真っ直ぐ見つめた。



