異世界に来たら、溺愛されちゃってます!

「…うーん。」
チュンチュンと鳥の鳴き声がする。
ふわあ…。ねむ…。
ぼーっとする目をこすって、ベットから起き上がる。
「美亜ちゃん!おはよう!」
使用人の1番仲がいい渡辺美亜ちゃんに声をかけた。
「莉愛様。おはようございます!」
「美亜ちゃん、タメ口でいいのにー」
「それはダメです。こんなに広いお城に住んでいらっしゃる令嬢様ですよ?お金持ちに決まっているではありませんか!」
あ、あはは…。うん、そうだよね、わたしも最初思ったよ…。
「朝ごはんを食べましょう。もう出来てますよ。」
あ、朝ごはんっ…!
昨日の夜ご飯もすごかったな!なんかステーキとか出てきて!美味しかったなあ!
思い出すとお腹が減っちゃう。早く食べよ!
「いっただっきまーす!」
うひゃっ〜。美味しそう!シンプルに美味しそう!それだけ!
かちゃかちゃとナイフの音がする。
「そういえば莉愛様宛にお手紙が来てましたよ。」
「えっ、見せて見せてー。」
なんだろー?と中身を見ると…。
「えっ!?蓮くんっ!?」
なんと!蓮くんだった!
「うん?莉愛様。どちら様でしたの?」
「あ、アハハっ…。えっと、友達、だよっ」
これで桐ヶ谷蓮とかいえない…
『莉愛へ。
今日、俺の家来ないか?
豪華なご飯と一緒に。12時にあの待ち合わせ場所でまってる。  桐ヶ谷蓮。』
字、キレー…!
達筆っていうのかな?一つ一つが丁寧。
って、そうじゃなくて!!
うそっ、わたし、蓮くんとランチするのっ!?
しかも桐ヶ谷家で!?
うわあ、楽しみ!
楽しそうなイベントが増えて心を躍らせた。