悪女の代行を演じたら氷の御曹司に永久就職⁉〜お見合い破談に大失敗!私は彼に丸め込まれ溺愛されてます~

強烈な快感が脳髄を駆け巡り私は顔を真っ赤にしてきつく目を閉じた。
だけど彼はそれを許さない。

今度のキスはさらに深く私の舌を 絡め取り口内の甘い水分をすべて搾り取るように貪り下腹部を突き抜けるような疼きに身体中を震わせるしかなかった。

「…日和、俺を見て。他の誰でもない、俺がめちゃくちゃにしている」

唇が離れると彼の瞳は完全に私を飲み込み自分の肩へ私の両足を押し上げるようにして開き一気に埋め尽くされる。

「あ、あぁ……っ! んん……っ!待っ――」

「日和、待ては…無理」

言葉は最後まで言わせて貰えず彼の熱い存在が私の奥深くへと押し入ってきた。

「つ……、あぁぁぁ……っ!!」

お互いの肌が鈍い音を立てて重なり合い私を壊したいかのように私の最奥で敏感な場所を攻め続ける。
身体の芯が激しい圧迫感と濃厚な熱に満たされていき私は彼の背中に爪を立てて泣き叫んだ。

「ごめん、優しくできないから…いくらでも傷つけて」

そう耳元で呟くと彼は額に汗を滲ませながら腰をもっと激しく突き動かし始めた。

「いや……っ、強すぎ……あぁっ!」

「日和が…、俺をこんなに狂わせたんだ…」

彼の口からも余裕の消えた荒い吐息が漏れ彼は私の腰を掴んで何度も、何度も、容赦なく突き上げる。

2人の荒い呼吸と肌が激しくぶつかり合う淫らな音。
そして私の喘ぎ声にならない悲鳴のような声。
頭の中は完全に真っ白になり私は身体の芯から溺れていく。

「…もう、離してあげない。だから俺の腕の中で俺だけを見ていれば良い」

彼が最後に囁いた言葉は冷たい契約のようで…でも私の心を深く満たす愛の言葉だった。



「ヤンキーの集まりですか?」

「いやいや…総会って言っても逢坂グループの総会で、まあ、日和はそんな感じでのほほんとしてて」

「のほほんって失礼ですね」

こんな気持ちで居ないと彼と生活なんてやってられない。
前とは距離感も変わって私にすごーく甘くなったけど彼には言葉に出さない不安があるのが分かる。

「一緒に行かないのか?別に俺は、」

「公私混同はダメです!志遠さんは気にしなくても周りが気にします」

職場に一緒に行こうとする彼と毎日揉める日々も慣れて「分かった」と肩を落として玄関を出て行く姿を愛おしく見送る。

「さて私も行きますか!」

彼の後を追うようにマンションから最寄り駅に向かった。