これまでに見た事もないほど、整った容姿を持つ長身の騎士だ。騎士は騎士らしい服を着て、長剣を腰に佩いているから、見ればわかるのだ。
まばゆい金色の髪に、濃い青い目……茶色い髪と茶色い目を持つエドガルド殿下よりも、この人の方がまるで、王子様らしい王子様のように見えるわ。
「……何故、あの場で申し開きをされなかったのですが?」
どうしてだろう。エドガルド殿下が読み上げた私の罪状を、彼は虚偽のものだと知っているようだ。
「冤罪……だから、なんだって言うの? 公爵令嬢の立場では、王太子殿下に逆らえないわ。それが嘘で塗り固められたものだったとしても、彼の口から出るならば、それは真実になるでしょうね」
王侯貴族の身分差は、とても残酷なものだ。王族が黒を白と言えば、白なのだ。権力者には決して逆らえない。
「ああ。失礼しました。僕は王太子より高い地位にある国王陛下に仕える、忠実な『王の騎士』です。信じていただけなくても構いませんが、僕には特別な能力があり……嘘を見抜けるんです。何かの誤解ならば、すぐに解けますよ」
私はまじまじと彼を見入った。嘘が見抜ける……どういうことなの?
まばゆい金色の髪に、濃い青い目……茶色い髪と茶色い目を持つエドガルド殿下よりも、この人の方がまるで、王子様らしい王子様のように見えるわ。
「……何故、あの場で申し開きをされなかったのですが?」
どうしてだろう。エドガルド殿下が読み上げた私の罪状を、彼は虚偽のものだと知っているようだ。
「冤罪……だから、なんだって言うの? 公爵令嬢の立場では、王太子殿下に逆らえないわ。それが嘘で塗り固められたものだったとしても、彼の口から出るならば、それは真実になるでしょうね」
王侯貴族の身分差は、とても残酷なものだ。王族が黒を白と言えば、白なのだ。権力者には決して逆らえない。
「ああ。失礼しました。僕は王太子より高い地位にある国王陛下に仕える、忠実な『王の騎士』です。信じていただけなくても構いませんが、僕には特別な能力があり……嘘を見抜けるんです。何かの誤解ならば、すぐに解けますよ」
私はまじまじと彼を見入った。嘘が見抜ける……どういうことなの?



