PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―

「僕も皆と話せることが癒し!皆のことが大好き!!来てくれてありがとう!」
雪くんは、画面越しでも変わらない笑顔を見せていた。
流れるコメントは、目で追うだけでも大変なくらいの速さ。
それなのに――。
雪くんは次々とコメントを拾っていく。
一瞬で流れてしまう言葉を見逃さず、まるで一人一人と会話しているみたいだった。
すごい。
可愛いだけじゃない。
たくさんの人に愛される理由が、少し分かった気がする。
『今日はどんな配信するの?』
『雪くんは本当に天使!』
『お菓子作りの配信希望!』
次々と流れていくコメント欄。
雪くんは楽しそうに笑いながら拾っていく。