結局、あれから一睡もできなかった。
湊くんは、ひなたくんと雪くんが起きるのを待っている。
傍に湊くんがいる。
吐息。
気配。
それだけで、苦しさが少し和らいだ。
「……居てくれてありがとう」
不意に、湊くんが呟いた。
数秒後、外を走る車の音が微かに響く。
「……同じことを言いたいです」
「……あのさ」
「……はい」
湊くんは、小さく口元を緩めた。
「ゲームしない? 二人が起きるまで」
「良いですね!」
「どんなゲームがいい?」
ゲームには詳しくないけど。
「キャラクターが可愛いやつあります?」
湊くんはゲーム一覧をスライドさせていく。その手が、ピタリと止まった。
「これ、初心者向けの対戦ゲーム。 子どもに人気だから、やりやすいかも」
まるっこい動物たちが跳ねながら手を振っている。
「可愛い〜!!やってみたいです!!」
「やろう」
並んで、バトル練習モードを選ぶと画面が切り替わる。 画面には色んな武器が並ぶ。 小さめのカラフルな銃を選ぶとリズミカルな音楽が流れた。
「練習だから!」
「難しそう〜」
「深く考えないでいいし」
さっきまで音が無かった部屋に、笑い声が響く。
湊くんは、ひなたくんと雪くんが起きるのを待っている。
傍に湊くんがいる。
吐息。
気配。
それだけで、苦しさが少し和らいだ。
「……居てくれてありがとう」
不意に、湊くんが呟いた。
数秒後、外を走る車の音が微かに響く。
「……同じことを言いたいです」
「……あのさ」
「……はい」
湊くんは、小さく口元を緩めた。
「ゲームしない? 二人が起きるまで」
「良いですね!」
「どんなゲームがいい?」
ゲームには詳しくないけど。
「キャラクターが可愛いやつあります?」
湊くんはゲーム一覧をスライドさせていく。その手が、ピタリと止まった。
「これ、初心者向けの対戦ゲーム。 子どもに人気だから、やりやすいかも」
まるっこい動物たちが跳ねながら手を振っている。
「可愛い〜!!やってみたいです!!」
「やろう」
並んで、バトル練習モードを選ぶと画面が切り替わる。 画面には色んな武器が並ぶ。 小さめのカラフルな銃を選ぶとリズミカルな音楽が流れた。
「練習だから!」
「難しそう〜」
「深く考えないでいいし」
さっきまで音が無かった部屋に、笑い声が響く。



