PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―

「……」
思わず言葉を失う。


やばい。ヤバすぎる――。

背の低いソファーに腰掛け、こちらを見ていたのは、PRIMUSの推しカラー赤。
私の最推し。春日ひなただった。

同じ人間とは思えないほど、美しい。
なのに誰よりも努力家で、不器用でも何度も立ち上がって前に進む人。

そんな彼の姿を見るために、私は生きていると言っても過言じゃない。

そして、その隣では、無表情のままゲームをしている人がいた。

推しカラー黒。
黒瀬湊だった。