PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―

私、七瀬こはるは、今日から家事代行の仕事をすることになった。

緊張で胸がそわそわする。 でも、自分で「やってみたい」と決めた仕事だ。

逃げずに頑張ろう。 そう自分に言い聞かせながら車に乗り込み、紙に書かれた住所をカーナビに登録した。

「目的地まで約一時間十分です」

カーナビのアナウンスが流れ、私はエンジンをかけた。 向かう先は、静かな住宅街らしい。
一時間十分という時間は思っていたよりあっという間で、気づけば目的地の駐車場に車を停めていた。