大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

あっという間に、旅行は終わりを迎えた。
帰り道、コンビニで現像した写真を持ち帰る。
家に着くと、陸斗と並んで一枚ずつアルバムに入れていく。

海で笑った写真。
波に驚いた写真。
何気なく撮った一枚まで。
どれも完璧な写真じゃない。
でも、全部が大切な思い出だった。

ページが増えていくたびに、陸斗との宝物が増えていく気がする。

「彩葉」
「どうしたの?」
「今日から、彩葉の部屋で寝てもいい?」

陸斗と一緒に寝るなんて、考えただけでドキドキが止まらない。
でも、旅行で一緒に眠った夜は、不思議なくらい安心できた。
陸斗は、いつだって私を大切にしてくれる。