大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

なんだか、前よりずっと男らしく感じた。
ゆっくりと、陸斗が瞼を開ける。
目が合いそうになって、慌てて顔を逸らした。

「また、見てた」

見透かされたようで、急に恥ずかしくなる。

「陸斗は何をお願いしたの?」

話を逸らすように聞くと、陸斗は少し笑った。

「話逸らす子には、教えない」

そう言って、いたずらっぽく笑う。
お参りを終えると、授与所へ向かう。
色々なお守りが並んでいて、どれも綺麗だった。