大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

太陽みたいに無邪気に笑う、その笑顔。
格好よくて、眩しくて。
好きすぎて、胸が苦しくなる。

気づけば、吸い寄せられるように陸斗を見つめていた。もう、目が離せない。
あれっ。

……なんで、陸斗もこっちを見てるの?
さっきの波で、髪もぐちゃぐちゃかも。

「顔、変になってる!?」

慌てて髪を整えながら下を向く。

「ううん。見惚れてた」

優しく笑ってそう言われる。
私も、陸斗も。同じ気持ちだったんだ。