大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

「撮るよ?」

シャッター音が響き、画面には少し照れた私たちが映っていた。

「いい写真」
「うん。思い出がまた一つ増えた」

そう言って陸斗は微笑む。

「彩葉が可愛いから、つい見ちゃう」
「……ずるい」

顔を隠すように肩へ寄りかかると、陸斗は嬉しそうに笑い、そっと私の手を握った。

「今日はいっぱい思い出作ろう」
「うん!」