大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

「……なに?」
「可愛いなって思って」
「またそれ?」

照れ隠しに肩を軽く叩くと、陸斗は楽しそうに笑った。

「本当のことだから」

そう言いながら、私の頬にかかった髪をそっと耳にかけてくれる。

「そんなに見られると恥ずかしいよ」
「じゃあ、写真撮ろう」
「えっ?」

陸斗はスマホを取り出すと、私の肩をそっと抱き寄せた。

「もう少し近く」
「近いって……」

照れながらも笑顔を向ける。