大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】

しばらくすると、控えめなノックが聞こえる。

「失礼いたします」

スタッフが部屋に入り、テーブルへお酒を並べた。
陸斗には冷えた日本酒。
私には、氷の入った梅酒。

「ごゆっくりお過ごしください」

スタッフが静かに部屋を後にすると、陸斗がお猪口を手に取る。

「乾杯するか」
「うん!」

乾杯して、海を眺めながらゆっくりとお酒を飲む。