大型犬男子は、今日も私を甘やかす

焼肉かぁ。

いろんな種類の肉もあるし、やろうと思えばできる。

それにしても、食べたいものが焼肉だなんて、やっぱり男の子だなと思ってしまう。

「とりあえず、着替えてくる」

そう言って、陸斗は部屋へ向かった。

ペンキの付いた作業着から、ラフな服に着替えて出てくる。

――あ。

その服は、この前私が選んだものだった。

私のセンスがいいわけじゃないのに、ちゃんと着こなしていて、やけにオシャレに見える。

スタイルがいいって、ずるい。