大型犬男子は、今日も私を甘やかす

「あ、おはよう」

「昨日、酔っ払ってたみたいでさ。たしか彩葉をベッドに運んで――」

昨日のことが一気に蘇りそうで、頭の中がざわつく。

あれ、夢じゃなかったの……?

「それで、確か俺、告白して――」

「……は?」

あの後、何かあったのだろうか。

想像が一気に膨らんで、これ以上は無理だと思うくらい頭が追いつかない。

ーーっていうか今、告白って言ったよね!?

「御冗談を!!」

「冗談で、こんなこと言わない」

「あ!仕事遅刻する!」

慌てて立ち上がる私に、陸斗はいつも通りの調子で言った。

「一応、洗濯は干しておいたから」

「ありがとう」