ぼんやりした頭のまま、 「お姫様抱っこ」なんて言葉が 一瞬よぎって、 夢でも見ているみたいだった。 やけに布団の柔らかさだけが 肌に伝わってきて、 その感覚だけを頼りにするように 意識がゆっくりと落ちていく。