大型犬男子は、今日も私を甘やかす

ふとスマホを見ると、いつもならベッドに入っている時間を、一時間近くも過ぎていた。

そろそろ部屋に戻ろうと立ち上がる。

けれど、足元がおぼつかない。

立ち上がるのがやっとで、意識も少しぼんやりしていた。

そんなことを思っていた次の瞬間、身体がふわりと浮く。

……え?

何が起きているのか理解する前に、視界が揺れて、景色が変わっていく。

気づけば、誰かに支えられている感覚。

そのまま、ゆっくりとベッドに寝かされていた。