大型犬男子は、今日も私を甘やかす

「なら、作る」

陸斗は小さく頷く。

「食べたくなったら、いつでも言って」

「そんなこと言われたら、毎日お願いしちゃうよ?」

思わず笑うと、そのタイミングでお風呂が沸いた音が部屋に響いた。

「陸斗、先に入る?」

「俺、汚れてるから」

作業着に付いたペンキを見ながら、陸斗が言う。

「そんなの気にしない!」

「あ、汚れた服だけ出しておいて!さっさと洗っちゃうから!」

そう言うと、陸斗は少し驚いたように私を見た。