惚れ薬つくったよ


「えっ病気を治す薬をつくってるんじゃないですか!?」


研究者さんは直毛の髪をほぐしながら、


「表向きはね。よかったら中入る?」



立ち入り禁止の筈の研究室に誘い込まれる。



大量の試験管やパソコン、戸棚があった。



「ここで作ってるのは惚れ薬だよ」「えっ」



その瞬間背後に回られ口を塞がれる。



「慌てない、叫ばない」


耳元で、



「俺の秘密を知ったから君も共犯だよ?」



と低い声色で言われる。