さすがに、自分が冷めていることを認めなければいけないかも知れない。 「わかった。出ていくよ。『今までありがとうございました』」 自分の中でも、なにか変化があったのだろう。 足早に自分の部屋に向かうと、通学用の鞄に、水筒を詰めて、家を出た。 玄関の戸を閉める手が、いつもよりも力んでいた。