満天の星空の下、君の温かさを見つけた

「―――――下!山下!聞いているのか!」

先生が、少し怒ったように目を吊り上げてこちらを見てくる。

しかし、運悪く私は先生のことをどうとも思わなかった。

怖い、とは全く思えない。
大人が怒ったところで、なにか暴力を振るわれれば守られるのは私の方だ。

むしろ、どこが怖いというのか。

「・・・聞いていません。」

嘘を付く気も起きずに、正直に答えた。
ふと顔を上げると、先生の顔がみるみる赤くなっていくのが目に見えた。

「何をやっていたんだ!」

先生の怒鳴り声が教室中、いや学校中に響き渡った。

あ、まずい。