満天の星空の下、君の温かさを見つけた

「玲奈ちゃん」

私の名前を呼んだ。
こんな風に呼ばれるのは、いつぶりだろう。

仕事のストレスで、私が見ているのは、やつれた顔と、怒った顔の2種類だけだった。
そういえば最近、叱られていないな。と思った。

「もうすぐ、高校生になるわね。」

しまった。受験の話、忘れていた。
お母さんが言い出さないものだから、中卒なのかと思った。

「申し訳ないけれど、お母さんの方で決めさせてもらったの。」

予想外の発言に驚いた。
お母さんが、私の学校を選んでくれるなんて、今までだったら、想像することもなかった。

「その代わり、引っ越すわ。___お父さんが、出来たわよ。」