名もなき空に、青い風が吹く

 こんにちは、橘 弥久莉と申します。

 この度は『名もなき空に、青い風が吹く』
を読了くださり、誠にありがとうございまし
た(*- -)(*_ _)ペコリ

 これより先はネタバレありの裏設定と裏話
になりますので、この作品をこれから読もう
と思っているありがたーい読者様がいらっし
ゃいましたら、回れ右をしてくださいね。

 さて、今作は『回収しきらない伏線』とい
うものにチャレンジしてみました。作中に何
度か登場した、用務員の赤垣さんです。彼は
郁海にとって「赤鬼コーチ」であり、芦香に
とって「癒しの用務員さん」であり、つまり
二人は同一人物。「人生は悲喜こもごも」と
いう口ぐせを使ってやんわり繋げてみました。

 この伏線を含め、今作には八つほど伏線を
散りばめたのですが、引っかからないように
読み手の記憶に残すというのは本当に難しい
ですね……。

 ここバレちゃうかな?これ記憶に残るかな?
と、物語を綴っている間、悩みっぱなしでし
た(ノД`)・゜・。

 ちなみに赤垣さんには裏設定がありまして、
実は郁海の葬儀で赤垣さんは芦香を見ていた。
だから赤垣さんは最初から芦香が郁海の親族
だということを知っていて、交流していたと
いう……。あくまで作者の頭の中だけの設定
ですが、なるほど、と物語を思い出していた
だけると嬉しいです。


 そして後日談とも言えるラストシーンです
が、実は、わたしがターザンロープの下見に
行った時、実際に「いっくん!」という声が
聞こえてきたんですよね。鳥肌が立ちました。

 これから書こうとしている物語の登場人物
の愛称が、たまたま耳に飛び込んで来たわけ
ですから。これは使えるな、いや使うべきだ、
と、ラストに盛り込ませていただきました笑。

 こういう小さな出来事やふとした出会いが、
物語を紡ぐうえで大事なエッセンスになるん
ですね。基本的にぼけーっとしているわたし
ですが、少しでも読んでよかったと思ってい
ただけるようこれからも(細い)アンテナを
立てて生きていこうと思います。


 長くなってしまいましたが、最後まで物語
にお付き合いくださった読者様には、感謝の
気持ちしかありません。本当に、ありがとう
ございました!また新作を公開した際はお立
ち寄りいただけると嬉しいです。

 読者様とのご縁をいただけましたこと、心
より感謝いたします。    
               橘 弥久莉


※最後に少しだけ補足させていただきますと、
郁海の死によって能力が芦香と大翔に受け継
がれ、未来が視えた芦香が行動したから大翔
が助かった、ということになります。