「おいしいーっ!」 「おい、まだ食うのかよ」 「まだまだー!いっただっきまーす!!」 いざ勇ちゃんの作ったご飯を食べると、ほんとおいしくて! あたしの食欲がどんどん刺激されていく。 そんな大食いなあたしに、勇ちゃんはちょっと困惑気味。 「というか、こんな細い体で、よくそんなに食えるな」 勇ちゃんはあたしの腕を掴んだ。 その部分だけ、熱があるみたいに熱くなる。 「そ、そう…か、な…?」 あたしは腕を掴まれた途端、恥ずかしくなって話せなくなった。 .