ガチャ
「先輩…!
それにハルさんも。」
「滝くんっ!」
ドアを開けると、部屋では滝くんが待っていた。
「…お前、態度変わりすぎだろ…。」
ハル先輩が滝くんを呆れたように見ているけれど、一体どうしたんだろう…?
「とりあえず、乃空は座れ。
もう少しで情報管理部も来る」
「はいっ!」
少しすると、情報管理部の幹部の人達のうち数人が来てペコッと挨拶をすると、皆さん暑いのか頬を赤らめていた。
「よし。
じゃー話を進めてくぞ。」
「「「「よろしくお願いします。」」」」
「まず、今回の任務について知っている者は限られている。
くれぐれも外部やメンバー達であっても情報を漏らさないように注意してくれ。」
「「はい。」」
「まず、潜入班の滝、乃空。
気になったところはあるか?」
「俺は、今のところ見当たりませんでした。
暴走族の総長、ですから情報がもっとあってもいいと思ったんですが…。」
「そうか。
乃空は?」
「私は…」
…気になった場所も、人もいる。
職員室前で出会ったあの不思議な気配を纏う男性。
職員室の横にある階段を上がれば、輝弥くんに止められた空き教室のある三階の端がある。
それに、輝弥くんに感じた違和感も。
…でも
これは完全な憶測。
こんな事で、大切な組織やメンバーの人達を揺さぶりたくないし…
「私も特にありませんでした。」
自分で、調べよう。
「そうか…。
ッチッ
思ったより逃げ隠れが上手いな。」
「…あ、そういえば関係ないかもしれませんが…
こんな噂を耳にしました。」
「噂?」
「はい。
学園には、特別な権利を持った生徒が4人居るそうなんです。
その生徒は授業の出席が免除されるそうです。
でもそれはただの噂なので、居るかどうかも不明です。」
「…特別な権利…。」
特別な権利
4人
授業の免除…。
4人だと、総長達の人数と一致する。
でも、それだと…
「…とりあえず、こちら側としても新しい情報なども特にないな。
滝と乃空はくれぐれも慎重に。
情報が入ったら、連絡が行くように手配しておく。」
ハル先輩が私の妄想に区切りを着けるようにそう言い切り、遅れて「はいっ」と返事をする。
「「「「ありがとうございました。」」」」
そういって、作戦会議は終わった。
ガチャ
「あの、情報管理部の山田さんっ!」
私は会議が終わって、ハル先輩達が居なくなったことを確認してから、情報管理部の人たちを呼び止めた。
「え?
あ、はいっ!」
よかった。
1度会ったことがある人だと思ってたから、名前があっててよかった…。
「山田さん。
中庭に設置してある防犯カメラ映像、ハッキングすることは可能ですか?」
「防犯カメラ…ですか?
分かりました、見てみますね。」
カチカチカチ
「できました。」
早いっ!
山田さんに見せてもらったパソコンの中を見る
…っこれ…。
中庭でたまたま見つけた防犯カメラ。
…やっぱり写ってる。
「ありがとうございます。
凄く助かりましたっ!」
「いえっ…!
お力になれて何よりです」
そういって居なくなった情報管理部の人達より少し遅れて、私は会議室を出た
すると「おい」と声をかけられる
声の主に心当たりがあり、恐る恐る振り返るとやっぱり…と冷や汗をかく
私を呼び止めたのはハル先輩だった。
「は、はい…?」
ジトッ…と睨まれ、思わず萎縮してしまう。
も、もしかしてさっきの考えてたことバレっ…!
「…あんま、心配かけんじゃねーぞ。」
ポンっと頭を叩かれる、
先輩なら、私の考えてることなんて分かってるはずなのに…。
先輩の不器用な優しさに思わずふふっ と笑いが漏れる
「おい。
笑わすために言ったんじゃねーんだぞ」
照れながらそういうハル先輩にまた思わず笑ってしまう。
いつもはあんなにクールで、頼れる人なのに。
こういう面は奥手な人だよなぁ…先輩って。
「ごめんなさいっ…!
…お約束できる範囲では、そうしますね。」
「…お前は、そういう奴か。」
先輩と二人で、笑い合いながら歩き出した。
「先輩…!
それにハルさんも。」
「滝くんっ!」
ドアを開けると、部屋では滝くんが待っていた。
「…お前、態度変わりすぎだろ…。」
ハル先輩が滝くんを呆れたように見ているけれど、一体どうしたんだろう…?
「とりあえず、乃空は座れ。
もう少しで情報管理部も来る」
「はいっ!」
少しすると、情報管理部の幹部の人達のうち数人が来てペコッと挨拶をすると、皆さん暑いのか頬を赤らめていた。
「よし。
じゃー話を進めてくぞ。」
「「「「よろしくお願いします。」」」」
「まず、今回の任務について知っている者は限られている。
くれぐれも外部やメンバー達であっても情報を漏らさないように注意してくれ。」
「「はい。」」
「まず、潜入班の滝、乃空。
気になったところはあるか?」
「俺は、今のところ見当たりませんでした。
暴走族の総長、ですから情報がもっとあってもいいと思ったんですが…。」
「そうか。
乃空は?」
「私は…」
…気になった場所も、人もいる。
職員室前で出会ったあの不思議な気配を纏う男性。
職員室の横にある階段を上がれば、輝弥くんに止められた空き教室のある三階の端がある。
それに、輝弥くんに感じた違和感も。
…でも
これは完全な憶測。
こんな事で、大切な組織やメンバーの人達を揺さぶりたくないし…
「私も特にありませんでした。」
自分で、調べよう。
「そうか…。
ッチッ
思ったより逃げ隠れが上手いな。」
「…あ、そういえば関係ないかもしれませんが…
こんな噂を耳にしました。」
「噂?」
「はい。
学園には、特別な権利を持った生徒が4人居るそうなんです。
その生徒は授業の出席が免除されるそうです。
でもそれはただの噂なので、居るかどうかも不明です。」
「…特別な権利…。」
特別な権利
4人
授業の免除…。
4人だと、総長達の人数と一致する。
でも、それだと…
「…とりあえず、こちら側としても新しい情報なども特にないな。
滝と乃空はくれぐれも慎重に。
情報が入ったら、連絡が行くように手配しておく。」
ハル先輩が私の妄想に区切りを着けるようにそう言い切り、遅れて「はいっ」と返事をする。
「「「「ありがとうございました。」」」」
そういって、作戦会議は終わった。
ガチャ
「あの、情報管理部の山田さんっ!」
私は会議が終わって、ハル先輩達が居なくなったことを確認してから、情報管理部の人たちを呼び止めた。
「え?
あ、はいっ!」
よかった。
1度会ったことがある人だと思ってたから、名前があっててよかった…。
「山田さん。
中庭に設置してある防犯カメラ映像、ハッキングすることは可能ですか?」
「防犯カメラ…ですか?
分かりました、見てみますね。」
カチカチカチ
「できました。」
早いっ!
山田さんに見せてもらったパソコンの中を見る
…っこれ…。
中庭でたまたま見つけた防犯カメラ。
…やっぱり写ってる。
「ありがとうございます。
凄く助かりましたっ!」
「いえっ…!
お力になれて何よりです」
そういって居なくなった情報管理部の人達より少し遅れて、私は会議室を出た
すると「おい」と声をかけられる
声の主に心当たりがあり、恐る恐る振り返るとやっぱり…と冷や汗をかく
私を呼び止めたのはハル先輩だった。
「は、はい…?」
ジトッ…と睨まれ、思わず萎縮してしまう。
も、もしかしてさっきの考えてたことバレっ…!
「…あんま、心配かけんじゃねーぞ。」
ポンっと頭を叩かれる、
先輩なら、私の考えてることなんて分かってるはずなのに…。
先輩の不器用な優しさに思わずふふっ と笑いが漏れる
「おい。
笑わすために言ったんじゃねーんだぞ」
照れながらそういうハル先輩にまた思わず笑ってしまう。
いつもはあんなにクールで、頼れる人なのに。
こういう面は奥手な人だよなぁ…先輩って。
「ごめんなさいっ…!
…お約束できる範囲では、そうしますね。」
「…お前は、そういう奴か。」
先輩と二人で、笑い合いながら歩き出した。

