夜、動揺が収まらないままキッチンで水を飲んでいると、後ろからふわりとシトラスの香りに包まれた。
朝陽くんが私の肩に顎を乗せるようにして、後ろから抱きしめてきたのだ。
「朝陽、くん……っ!?」
「ねえ、初香。さっきから夜空のことばっかり見てる」
いつも眩しいはずの朝陽くんの瞳が、少しだけ陰を帯びて私を見つめる。
「初香。お兄ちゃんには内緒で……俺のこと、好きになって? 家でも学校でも、ずっと初香の『特別』になりたいんだ」
心臓がうるさい。元カレへの不信感と、朝陽くんへのピュアな恋心が、胸の中で激しくぶつかり合って破裂しそうだった。
朝陽くんが私の肩に顎を乗せるようにして、後ろから抱きしめてきたのだ。
「朝陽、くん……っ!?」
「ねえ、初香。さっきから夜空のことばっかり見てる」
いつも眩しいはずの朝陽くんの瞳が、少しだけ陰を帯びて私を見つめる。
「初香。お兄ちゃんには内緒で……俺のこと、好きになって? 家でも学校でも、ずっと初香の『特別』になりたいんだ」
心臓がうるさい。元カレへの不信感と、朝陽くんへのピュアな恋心が、胸の中で激しくぶつかり合って破裂しそうだった。



