ネモフィラの中君は何度でも僕を忘れる

恋愛(その他)

詩月麗/著
ネモフィラの中君は何度でも僕を忘れる
作品番号
1785856
最終更新
2026/07/02
総文字数
21,609
ページ数
7ページ
ステータス
完結
PV数
2
いいね数
0
ネモフィラの青い海の中で、二人は何度も出会い、そして何度も離れていった。
名前を呼べば届くはずだった想いは、時間とともに少しずつ形を変え、やがて記憶の奥へと沈んでいく。

愛しているという言葉は、確かにそこにあったのに。
その人が誰だったのかさえ、分からなくなる日が来るなんて、誰も知らなかった。

それでも残り続けたのは、ただひとつの感情だった。
理由も名前も失って、それでも消えなかった“誰かを想う心”。

青の中にぽつりと咲いた白い花のように、
忘れられてもなお、確かにそこに在り続けるものがある。

これは、記憶に置き去りにされた恋と、
それでも手放せなかった愛の物語。

ネモフィラの風の中で、もう一度だけ君に会いたい。

──詩月麗
あらすじ
雪月は原因不明の体調不良と記憶障害に悩みながらも、藤井縁と出会い恋に落ちる。二人は支え合い結婚を約束し家族になるが、雪月の病は進行し記憶を失っていく。やがて縁の存在さえ忘れてしまう彼女と、何度でも出会い直す二人。ネモフィラの青い景色の中で、忘れてもなお消えない愛だけが静かに残り続ける、切なくも優しい再会の物語。

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