ここは不思議な国だ。花瓶の花は歌ってるし、二足歩行の動物達が私を囲っている。これは夢かと考えていると、ファンシーな夢にしては物騒な声が聞こえてきた。「久しぶりのニンゲンだ。子供の肉は柔らかくて美味いんだよなぁ。晩餐会が楽しみだ」「この頭いらないならちょうだい。花瓶にするんだ。いい声で歌いそう」「だめよ、脳みそは最後にソースにしてかけるんだから」動物達の隙間から、私の体がまな板の上にあるのが見えた。