不気味な幽霊バス

 このバスは不気味な雰囲気だ。誰もしゃべらないし、無表情だ。
 服装もみんな黒ばかり着ている。
 私の親戚ばかりが乗っているのに、誰も私を見ても誰も声をかけてこない。
 誰もしゃべらない、停まらない。降りようとしない。
 故人を思い、みんな暗い気持ちになり、沈黙が続いている。
 死んだ本人が、自分が死んだことを気づかず、葬式があることも気づかずにバスに乗ってしまったという話だ。