ミサキさんにはご注意を

『“ミサキさん“って知ってる?夜中かすれた声の少女の声がしても答えちゃだめだよ?いじめで両目をなくしたミサキさんがが目を求めて彷徨っているからね。もし答えてしまったら―』
 
図書室で拾った古臭いノートの一角に書いてあった。

「なんだコレ。嘘くせー」

あの日、俺は塾で帰りが遅くなってしまった。

「クソー明日朝練なのによ」

背中に冷たい感触が伝わった

『ゎダしの゙目ぇ知ラナぃ゙?』

「え?」