お化け屋敷

文化祭と言えばやはりお化け屋敷だろう。僕は出口で案内係をしていた。脅かすことはできないが、出てきた人たちの怖がっている顔を見ると満足感を覚える。女の子3人組が手を繋ぎながら出てきた。「出口はこちらです」僕がそう言うと、女の子たちは「きゃあー!」と言いながら一目散に逃げていった。ふと視線を下に向けると、なんだろう、床に赤いものが付着している。それは、僕の顔から流れ落ちているようだった。