振ったはずの元カレが、今でも私を離してくれません。

「光くん……!」

「メリークリスマスイブ。」

そう言って、自分の手首も見せてくれる。

「ほら、おそろい。」

「……!」

嬉しくて、胸がいっぱいになる。

「ありがとうございます……っ。」

涙が溢れて止まらない。

我慢できなくなって、そのまま光くんへ抱きついた。

光くんは優しく受け止めて、そっと抱きしめてくれる。

「喜んでもらえてよかった。」

その優しい声に、また涙が零れた。

「……そうだ!」

慌ててバッグからプレゼントを取り出す。