振ったはずの元カレが、今でも私を離してくれません。


カシャッ。

「今度はピース!」

「こうですか?」

「うん、かわいい。」

また、さらっと。

「もう……。」

「照れた?」

「……ずるいです。」

「顔真っ赤。」

「それは光くんのせいです!」

二人で笑い合う。

写真には、今までで一番幸せそうな私たちが写っていた。