振ったはずの元カレが、今でも私を離してくれません。


本当は。

もっと会いたい。

もっと話したい。

もっと笑ってほしい。

もっと隣にいたい。

でも、それはまだ我慢。

「日曜日か……。」

自然と笑みがこぼれる。

二年ぶりに澪ちゃんと出かける約束。

どこへ行こう。

何を話そう。

澪ちゃんは喜んでくれるかな。

そんなことばかり考えてしまう。

その時だった。

コンコン。

部屋のドアがノックされる。