振ったはずの元カレが、今でも私を離してくれません。


そして。

少しだけ勇気を出して文字を打つ。

『じゃあ……光くん?』

送信した瞬間。

「……っ!」

恥ずかしくなって枕に顔を埋める。

送っちゃった。

どうしよう。

変だったかな。

数秒後。

また通知が鳴る。

恐る恐る画面を見る。

『うん、その呼び方の方が嬉しい。』

その一文を見た瞬間。

胸がいっぱいになった。

気づけば、自然と笑っていた。