振ったはずの元カレが、今でも私を離してくれません。


「今度さ」

勇気を振り絞る。

ここで終わりたくなかった。

もう一度会いたい。

今度は偶然とかじゃなくて。

ちゃんと約束して。

「また、会える時間作ってくれないかな?」

断られても仕方ない。

そう思っていた。

だけど。

澪ちゃんは、小さく頷いてくれた。

その瞬間。

嬉しくて、思わず笑ってしまう。