語部与太郎の創作怖い話【完】

女性は幼少期、祖母から困った時に使う「針」を渡された事を、祖母の葬式で思い出しました。
財産を巡って親戚が揉めているのに嫌気が差し、女性は実践してみることにしました。
『針呪い』
針に自分の血を馴染ませ、呪う相手の私物に通す。
その針を、葬式に来た親戚全員の靴に通しました。
すると後日、親戚全員が足を折ったのです。
女性は針呪いのことを、心の奥に閉まっておくことにしました。