語部与太郎の創作怖い話【完】

夜道を歩いていた男性は、後ろから足音が聞こえることに気づきました。
立ち止まれば止まり、歩き出せばまた聞こえます。
角を曲がり物陰に隠れますが、誰もいません。
再び歩き出すと、また聞こえてきました。
ふとカーブミラーを見て、男性は凍りつきます。
自分の背中にぴったりとくっつく黒い影が映っていたのです。
男性はそのまま家に帰らず、朝まで歩き続けました。
もし帰っていたら、どうなっていたのでしょう。