語部与太郎の創作怖い話【完】

女性は新居の部屋の中に、黒いシミを見つけました。
しかし、いつの間にかシミは消えていました。
その日の夜、シミは再び現れました。
しかもそのシミは、床を這いながら女性に近づいてきたのです。
そして、掠れた赤ん坊の泣き声が聞こえてきたのです。
後日管理会社に尋ねると、以前建っていた家で赤ん坊の遺体が見つかる事件があり、猛暑で傷んだ遺体は黒く変色していたそうです。
つまり、あの黒いシミは……。